(在位前722/前721~前705) アッシリアの最盛期サルゴン朝の創始者。ただし彼が王位簒奪者であったか否かについては説が分かれる。シリア・パレスチナ連合軍を打ち破ってイスラエル王国を滅ぼした後,アナトリア,アルメニア(ウラルトゥ)に遠征,さらにバビロニアを併合した。彼が造営した首都ドゥル・シャルキン(「サルゴンの砦」の意。現コルサバード)は,19世紀末の発掘で有名になった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう