サルヴォーダヤ運動(サルヴォーダヤうんどう)
Sarvodaya Movement サルヴォーダヤは社会全体の向上,福利の意。ガンディーがイギリスの批評家ラスキンの著書の影響を受けて打ち出したインドの社会改革運動の理念。1948年のガンディー暗殺後,ヴィノーバー・バーヴェーらによってこの理念にもとづく運動が組織された。なかでもブーダーン運動(土地寄進運動)は広く知られている。また,58年以降,スリランカでもサルヴォーダヤを掲げた非政府組織による農村開発運動が行われている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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