Sarit Thanarat 1908~63 タイの軍人,政治家。1957年クーデタを行いピブーン政権を打倒。58年「革命団」の名による再度のクーデタで首相(在任1959~63)となる。国会を解散して,国王の権威を掲げた強権的支配体制を確立。反共親米政策を基調とし,経済開発計画の実施をはじめとする一連の開発政策により経済成長を実現し,地方に及ぶインフラ整備を行ったが,他方不正に多額の蓄財をした。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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