Salier 1024~1125 ザクセン朝の断絶を承け,4代にわたりドイツ王=神聖ローマ皇帝位を占めた王朝。初代コンラート2世がフランケン公国シュパイエル伯ハインリヒの子だったのでフランケン朝ともいう。その前半期は王権が伸張し帝国の声望も高まったが,後半期に至り叙任権闘争とヴォルムス協約の結果,帝国教会政策は解体して地方分権的傾向が表面化した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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