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サラフィーヤ

初期ウンマ(「サラフ=父祖」の時代)におけるイスラームのあり方を模範とし,その復活をめざすスンナ派近現代イスラーム改革運動の総称。ワッハーブ派やムハンマド・アブドゥフらの思想として知られるが,模範とすべき初期ウンマのイメージが思想家や運動家によって異なることから,現実の思想は,復古主義から近代化を推進する革新主義まで著しい多様性を持つ。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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