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サドラザム

sadrazam ヴェズィラザムともいう。オスマン帝国の大宰相。スルタンの絶対的代理人として政治,外交,軍事に責任を負った。国政の最高意志決定機関である御前会議を主宰し,スルタンに代わって対外遠征の指揮をとることもあった。17世紀以降官僚機構の拡大に伴い,官邸であるバーブ・アーリー(大宰相府)は名実ともにオスマン政府そのものとなっていった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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