ザクセン
Sachsen[ドイツ],Saxony[英] 中部ドイツ,エルベ川中流域の領邦。金印勅書で選帝侯国の地位を認められ,15世紀以降マイセン辺境伯出のヴェッティン家のもとで強大化。同家は1495年以降エルネスト系とアルベルト系に分かれて争うが,ザクセン(首都ドレスデン)は後者の支配下で繁栄,ドイツのバロック文化の中心地になる。1806年ナポレオンにより王国に昇格。ウィーン会議で領土を削られるが,そのまま存続して今日のザクセン州になる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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