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千年王国(せんねんおうこく)

millenarianism キリスト教思想において終末にあたり,キリストが再臨して千年間統治するという観念。ユダヤ教のメシア待望に源を持ち,初期キリスト教の時代に「ヨハネ黙示録」の記述と結びついて流布し,しばしば民衆の間で,現世のなかに至福の状態が実現するとして,その到来を熱狂的に主張する者が現れた。現代でもキリスト教を称する異端的運動にみられる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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