全ドイツ労働者協会(ぜんドイツろうどうしゃきょうかい)
Allgemeiner Deutscher Arbeiterverein 1863年ラサールを初代会長として創立された労働者の政治組織。普通選挙法の実施を要求。ハッツフェルト伯爵夫人一派の分立後,67年シュヴァイツァー(ヨハン)が会長となって指導。69年ブラッケ(W. Bracke)らの反対派が脱退しベーベルらと合流してからも,プロイセンを中心に勢力を保ち,ラサール派と呼ばれた。75年アイゼナハ派と合同。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう