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銭荘(せんそう)

銭鋪(せんぽ)ともいう。中国の旧式金融機関。明代から銀と銅銭の両替業を営み,清代中期に至って預金,貸付,約束手形(兌換券)の発行を始め,同業組合を組織し,商業信用機関として重要な機能を果たすようになった。特に上海開港によって外国貿易がここに集中したため,上海銭荘はすこぶる発達した。新式銀行が発達した民国時代になっても,これと並んで金融界に大きな勢力を占めた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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