清初,中国沿海の住民を奥地に強制移住させた法令。台湾に拠る鄭氏(ていし)との交通,貿易を禁じて,鄭氏を孤立させ大陸反攻を防ぐためのもの。1661年から浙江(せっこう),福建,広東などで実施され,83年鄭氏が滅ぶまで続けられた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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