Ceuta[スペイン],Sabta[アラビア] モロッコ北端の港市。ジブラルタル海峡を扼(やく)して地中海貿易の拠点として栄え,イスラーム時代に入ると,サハラ以南の西アフリカ隊商交易路の起点の一つとしても重きをなした。1415年ポルトガルのジョアン1世の軍隊に占領され,西アフリカ航路探検航海の基地となった。1580年スペイン領となり,現在に至っている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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