西部戦線(せいぶせんせん)
Westfront[ドイツ],Western Front[英] 第一次世界大戦におけるドイツ西部国境側の戦線のこと。1914年8月,ドイツ軍はベルギーを突破してフランスに侵入したが,マルヌの戦い以後英仏連合軍とドイツ軍は対峙状態に入り,16年のヴェルダンの戦い,ソンムの戦いののちもこの状態が続いた。18年3月,ドイツ軍は大攻勢に出たが,フォッシュの指揮する連合軍はこれをくい止め,アメリカ軍も加わって7月から反攻に転じ,ドイツの敗戦が決定した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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