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西南ドイツ学派(せいなんドイツがくは)

19世紀後半ドイツに起こった新カント学派の一つ。ヴィンデルバント,リッケルトなどがその代表。「権利問題」と「事実問題」の区別を重視し,事実に内在している価値を純粋に取り上げようとする。普遍的現象を対象とする自然科学に対し,唯一回的事象を価値の次元から把握して,個性記述という方法で展開していく文化科学ないし歴史学の基礎づけを試みた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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