星室庁裁判所(せいしつちょうさいばんしょ)
Court of Star Chamber イングランドのテューダー朝,ステュアート朝において,コモン・ロー裁判所で処理できない騒擾(そうじょう)や不法集会などの国内治安を乱す行為を迅速に裁くために用いられた国王大権裁判所。しかし国王批判者に対する裁判に乱用されて不評を買うようになり,ピューリタン革命の勃発によって1641年廃止された。ウェストミンスター宮殿の星の間で開かれたところからの命名。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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