西山会議派ともいう。1925年,北京郊外西山で開かれた中国国民党中央執行委員会に参加した右派分子一派をいう。1924年の国民党1全大会で採択された新方針に反対する中央執行委員によって開かれ(戴季陶(たいきとう)が中心),反ソ,反共,反左派の決議を行い,革命闘争を否定し,本部を上海に置いた。当時は広東の国民党にはたいした影響がなかったが,しだいに国民党を裏面から右傾化させる力となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう