朝鮮で1907年,安昌浩(あんしょうこう),梁起鐸(りょうきたく),李東寧(りとうねい),李東輝(りとうき)などを中心に組織された独立運動の秘密結社。独立思想と民族意識の高揚を目的にし,800名の会員を集めた。大成学校,五山学校設立などの教育事業を中心に愛国啓蒙運動を展開した。安昌浩らの幹部が海外に亡命し,多くの会員が寺内総督暗殺陰謀事件(1911年)で検挙され,組織的に壊滅した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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