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秦邦憲(しんほうけん)

Qin Bangxian 1907~46 中国民国時代の政治家。建国前の中国共産党の指導者。浙江(せっこう)省無錫(むしゃく)の生まれ。字はロシア人にちなむ博古を名乗った。1925年共産党に入党,27年ソ連に留学。帰国後,陳紹禹(ちんしょうう)らとともに李立三(りりつさん)路線を批判して共産党の主導権を握る中心的人物となった。34年に長征に参加。しかし,35年の遵義(じゅんぎ)会議では路線問題によって総書記を解任された。以後『解放日報』の社長として活躍するが,46年重慶談判からの帰途に飛行機事故で死去した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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