Neo-Platonic School プロティノスを祖とする古代末期の哲学の学派。プラトンにおける「一者」とか「善のイデア」の思想,あるいは究極の真理は認識できず,直観するのみという思想を受け継ぎ,真の「一者」たる神については感覚器官を閉じ,言葉を放棄し,「沈黙」のうちにそれと合一しようとする神秘主義,または神秘神学の立場に立つ。キリスト教を敵視した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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