1. 用語
  2. 世界史 -し-
  3. 新古典派(しんこてんは)

新古典派(しんこてんは)

Neuklassizismus 19~20世紀初期にかけて西洋に起こった文芸思潮。文学では,自然主義への反動として古典主義の伝統への復帰を志し,格調高い形式美を主張した。エルンスト(パウル),ショルツ(ヴィルヘルム)に代表される。音楽では,第一次世界大戦後ロマン主義の技法を排し,17~18世紀のイタリアの器楽に拠点を求め古典音楽の客観性,絶対性を重んじ,ストラヴィンスキー,ヒンデミートにみられた傾向である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう