信仰自由宣言(しんこうじゆうせんげん)
Declarations of Indulgence 王政復古期のイングランドでチャールズ2世の出した,非国教徒に対する刑罰法の適用を免除し,効力を停止する宣言。1662年の宣言は議会の同意が得られず撤回されたが,72年の宣言にカトリックの復活の意図があることを察知した議会は,翌年審査法の制定で対抗。ジェームズ2世も同趣旨の宣言を出し,教会で読み上げることを命じたことが,名誉革命の一因をつくった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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