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新軍(しんぐん)

清末に創建された洋式軍隊。清朝は日清戦争における旧式軍隊の壊滅にかんがみ,ドイツ人将校の指導のもとに,急ぎ洋式軍隊の編制と訓練を始めた。まず定武軍をつくり,ついで1895年12月,袁世凱(えんせいがい)を起用して新軍4営を練成させた。義和団事件の後,新軍は逐次増設され,清朝年末には全国に36鎮が編制,配置された。新軍の将校や兵士のなかには日本留学者や教育のある有為の青年が多く,彼らの革命化によって各地の新軍は辛亥(しんがい)革命の推進力となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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