Summa Theologica トマス・アクィナスの主著。1265~73年の間に書かれ,3部よりなる。第1部は神に関する119命題,第2部は人間と神との関係についての303命題,第3部はキリストについての90命題,その他99命題を含み,未完である。各命題ごとに反論と解答があり,信仰と理性の調和を図り,スコラ哲学の最高峰として,その世界観の一大体系をなしている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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