諸国民の富(しょこくみんのとみ)
An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations スコットランド出身のスミスの主著。1776年刊。資本主義社会の成り立ちの体系的な分析を通して,重商主義の保護統制政策を厳しく批判して,自由放任主義(レッセ・フェール)こそ真の国富増大策であることを主張。経済学の最初の体系的な著作であるのみならず,古典学派経済学を開いて,自由主義経済の基調を定めるのに貢献した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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