1. 用語
  2. 世界史 -し-
  3. 書経(しょきょう)

書経(しょきょう)

儒教の経典五経の一つ。『書』『尚書』(しょうしょ)『書経』など時代によって名称が異なる。虞書(ぐしょ),夏書,商書,周書に分かれ,堯(ぎょう),舜(しゅん)以降各代の記録を収める。周公旦に関する記録を中心に,他の前後の記録を加えて戦国時代に成立したものとみられる。秦の焚書(ふんしょ)で散逸,前漢の伏生(ふくしょう)が伝えた今文(きんぶん)尚書と,孔安国の伝を東晋のとき偽作した古文尚書とが伝存した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう