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少年十字軍(しょうねんじゅうじぐん)

Childrens' Crusade 1212年夏,まずフランスでやや遅れてドイツで発生した,12歳前後の羊飼いの少年を指揮官とする少年少女たちの十字軍。いくつもの集団に分かれた何千何万という少年少女が,聖地をめざした。アルプスを越え,イタリアに入ったものの,多くは死亡ないし脱落した。実際に海に乗り出した子供たちもいたようだが,嵐にあったり,海賊に襲われたり,イスラーム教徒に奴隷として売られたりした。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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