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小刀会(しょうとうかい)

清代中期以後に発展した天地会,三合会と同系の一派で,反清復明を主義とする秘密結社。小刀会の組織は広東,福建,浙江(せっこう)の下級船員,都市労働者,華僑(かきょう)などの間に発達し,農村にもかなり普及していた。太平天国の長江流域進出によって各地の小刀会も革命化し,1853年5月には華僑を中心とする厦門(アモイ)周辺の小刀会が挙兵し,同年9月には広東,浙江の小刀会が上海で挙兵した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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