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純粋理性批判(じゅんすいりせいひはん)

Kritik der reinen Vernunft カントの主著(初版1781年)で,『実践理性批判』(1788年),『判断力批判』(1790年)と続く3批判書の第1。人間理性の権能と限界の画定を試みた近代哲学の古典。認識と認識対象の関係をコペルニクスの地動説における観測と天体の関係になぞらえて,認識論の「コペルニクス的転回」と呼んだ(第2版序文)。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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