1. 用語
  2. 世界史 -し-
  3. 荀子(じゅんし)

荀子(じゅんし)

Xunzi 生没年不詳 戦国時代末期の儒家。趙(ちょう)の人。名は況または卿。斉に仕え,のち楚(そ)の春申君(しゅんしんくん)に仕えた。その学は孔子を標準とし,「中庸」の説により,性悪説を主張し,礼法によって道徳を維持し混乱の社会再建を説き,『荀子』(現行本32編)をつくった。晩年は楚の蘭陵(らんりょう)に居住。法家の韓非(かんぴ),李斯(りし)らはその門人。漢代では孟子(もうし)よりも儒家の正統とされた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう