Missi dominici カロリング朝時代に地方統治の監督や調査・査察任務などの目的で創設された制度。802年にカール大帝が,聖職者2名,俗人2名の計4名からなる制度として発足させた。帝国全土が巡察使管区(missaticum)に区分され,ルイ1世(敬虔王)の時代には国王法廷に代わって控訴審の役割を果たした。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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