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シュンガ朝(シュンガちょう)

前180~前68頃 古代インド,マガダ国の王朝。マウリヤ朝の将軍プシュヤミトラが主君ブリハドラタを殺害して創始した。ガンジス川中流域から中央インドに至る地域を支配領域とし,プラーナ文献によればその治世は10代112年にわたった。バラモン出身の王朝で,アシュヴァメーダの大祭を行うなど,バラモン教を熱心に保護したが,サーンチーの大ストゥーパにみられるように,この王朝のもとでは優れた仏教文化も花開いた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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