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シュリーマン

Heinrich Schliemann 1822~90 ドイツ生まれの考古学者。ホメロスの詩の歴史性を信じ,財を成したのち,考古学を修め,1870年トロヤの発掘に着手,成功を収める。その後さらに76年ミケーネ,78年イタカ,81~82年オルコメノス,84~85年ティリンスと発掘を続け,ギリシア本土における青銅器文明の存在を実証した。彼の説は多くの点で修正されたが,ギリシア先史考古学の基礎を築いた功績は大きい。アテネに墓がある。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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