Kurt von Schleicher 1882~1934 ドイツの軍人,政治家。1918~19年グレーナーのもとで政治将校として頭角を現し,ついでゼークトに密接に協力,26年以降国防省の政治面を担当し,再軍備政策の実現に努めた。ヒンデンブルクに近く,ブリューニング内閣の成立と崩壊に関与し,32年パーペン内閣の国防相,ついで首相となった。軍部独裁を企てたが失敗し,33年1月辞職。レーム粛清の際殺された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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