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シュトレーゼマン

Gustav Stresemann 1878~1929 ドイツの政治家。中小企業の指導者,世界政策の擁護者として頭角を現し,1907年国民自由党国会議員となる。第一次世界大戦では強力な併合論を展開。ドイツ革命後ドイツ人民党を創設,党首となる。23年同党から社会民主党を含む大連合内閣の首相となり,インフレーションの中,ゼネスト運動を押さえ,フランスに対する消極的抵抗を中止し,通貨の安定,経済の再建にあたった。3カ月で辞職。以後歴代内閣の外相として,西欧大国と協調しつつドーズ案,ロカルノ条約の締結,国際連盟への加入,ヤング案の締結を推進する一方,ソ連との友好関係を維持し,ドイツの国際的地位の向上に努めた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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