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儒家(じゅか)

諸子百家の一つ。孔子の学を奉ずる学派。孝悌(こうてい)の道を第一義とし,家族倫理の実践と経書(けいしょ)の学習を通じて,仁(人道)の完成,礼秩序の維持に努め,もって治国平天下を説く。戦国時代の曾子(そうし),子思(しし),孟子(もうし),荀子(じゅんし)らによって発展したもので,漢代の董仲舒(とうちゅうじょ)はこれを統一王朝の思想統一,社会秩序維持に即応する政治学,倫理学に整備したことから,儒家の学は中国の正統的教学となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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