free trade 貿易における国家の介入・保護統制を排除しようとする理論および政策。スミスら古典学派経済学者の主張を受け,1820年代以降マンチェスターの商人らが実現を求めて運動。46年の穀物法の廃止を実現し,60年の英仏通商条約で結実した。その反面,この政策が先進国イギリスの勢力拡張の手段として用いられたことは否めず,この側面をさして自由貿易帝国主義という。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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