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十二イマーム派(じゅうにイマームは)

シーア派の一分派。ムハンマドの女婿アリーとアリーの直系の子孫の計12名を無謬(むびゅう)の指導者たるイマームと認める。第12代イマーム,マフディーは874年以降「隠れ(ガイバ)」の状態にあり,世の終末に再臨し正義を確立するとされる。独自の法学,神学などを持ち,現在の信徒数は1億人強,同派を国教とするイランのほか,イラク南部,レバノン,南アジアなどに分布する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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