朱一貴の乱(しゅいっきのらん)
Zhu Yigui 18世紀初頭に台湾南部で発生した反乱。康熙(こうき)60年(1721年)4月養鴨(ようおう)家の朱一貴は台湾南部で地方統治に不満を持つ1000人余を率いて反乱を起こし,官軍を撃破。5月には台湾府城を制圧,朱一貴は「中興(ちゅうこう)王」と自称し,国号を「大明」とした。6月,中国本土から派遣された官軍の攻撃で「大明」は瓦解,逃亡した朱一貴は台湾中部で捕えられ,北京に護送後に処刑された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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