中部ジャワのマタラム王家から分立したジョクジャカルタのスルタン王家の王子ディポヌゴロが,宮廷政治へのオランダの介入強化に反対して,反オランダの貴族や農民とともに1825~30年に起こした対オランダ戦争。当初戦局はディポヌゴロ側に有利であったが,戦線離脱者の増加により劣勢となる。オランダはディポヌゴロに和平をもちかけ,彼が現れたところを捕え,流刑に処した。首領を失ったディポヌゴロ側は敗退した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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