ジャックリーの乱(ジャックリーのらん)
Jacquerie 1358年フランス北東部(ボーヴェー,ピカルディ,下ノルマンディその他)に起こった大農民反乱。指導者はギヨーム・カール(カイエ)。ポワティエ敗戦後の無給傭兵の村荒らし,領主身代金調達のための重税賦課などが直接の原因(ジャックとは貴族が農民を嘲って呼んだ名)。ナヴァール王シャルル(カペー朝ルイ10世の孫)に敗れて潰走,カールは処刑され,反乱は国王,諸侯により徹底的に弾圧された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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