Social Darwinism 19世紀後半から20世紀初頭にかけて流行した社会思想で,ダーウィンの生物進化論(生存競争,自然選択,適者生存の考え方)を人間社会に適用しようとするもの。ハーバート・スペンサーやウィリアム・G.サムナーらが唱えた。自由放任主義や人種差別を肯定し,欧米の帝国主義支配を正当化する一方で,社会福祉を否定し,貧富の格差を当然視する主張を展開。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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