シハヌーク
Norodom Sihanouk 1922~ (在位1941~55,1993~2004) カンボジア国王。1955年にいったん退位し,サンクム・リエ・ニヨム(人民社会主義共同体)を率いた。70年にロン・ノルがクーデタを起こすと,亡命先の北京でカンボジア民族統一戦線を結成し,内戦に突入した。91年のパリ協定(カンボジア和平協定)調印後,最高国民評議会(SNC)議長としてプノンペンに戻り,93年の選挙の結果,君主制が復活すると再び国王に推戴された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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