イスラーム教徒支配下のシチリア島を征服していたルッジェーロ1世が,1072年,兄ロベルト・グイスカルドからシチリア伯に叙任されたことにより成立。1091年のシチリア島征服完了後,ルッジェーロ1世は,効率的で中央集権的な行政制度を確立し,のちのシチリア王国の基礎を築いた。シチリア王国を建てたのはその息子ルッジェーロ2世。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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