宋の司馬光の編纂,著述した編年史。294巻。彼は春秋学盛行の影響を受け,大義名分,正統論の歴史意識による政治道徳の革新を企て,前403年(周の威烈王23年)から,五代の末959年まで1362年間の事跡を一貫した見識と厳正な史料批判のもとに編纂し,君主の治政の参考資料とした。後世名著の評高く類似の書を生み,学者必読の書とされた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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