1910年,中国の清朝政府に対して,鉄道借款を中心として結成された英米独仏4カ国の銀行家からなる国際投資団(借款団)。イギリスは香港上海銀行,ドイツは独華銀行,フランスはインドシナ銀行,アメリカはモルガン商会,ほか3社から構成された。この借款団は辛亥(しんがい)革命で清朝政府が倒れたのち,幾多の変化があったが,13年9月,四国借款団規約の廃棄を決定し消滅した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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