二月革命後混迷していたボリシェヴィキ党に,十月革命へ向かう新しい革命の戦略戦術を与えたレーニンの報告テーゼをさす。これは1917年4月17日(ロシア暦4日),亡命先より帰国したレーニンが党会議で提示したもので,臨時政府は資本家の政府だとしていっさい支持せず,全国家権力を労働者代表ソヴィエトへ移すべきだとソヴィエト内部で宣伝することを提案している。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう