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ソロ人(ソロじん)

Solo ジャワ島,ソロ川沿いのガンドン(Ngandong)で1931年から33年にかけて発見された部分頭蓋骨(とうがいこつ)12点や脛骨(けいこつ)の人類化石群の通称。ジャワ原人とよく似た形態特徴を持つが,脳容量が1000~1200ccとより大きい。かつてはネアンデルタール人とともに旧人段階の人類化石とされたが,今ではジャワ原人が若干進化した状態と解釈されることのほうが多い。年代は不明だが,動物化石の比較などから数十万年前頃とされることが多い。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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