ソルジェニーツィン
Aleksandr Isaevich Solzhenityn 1918~2008 ソ連,ロシアの作家。独ソ戦に応召して参加する間に,スターリンを批判したため,逮捕され,8年の刑を受けた。この経験を1962年に小説『イワン・デニーソヴィチの一日』に書いて発表し,文学者としてデビュー。長編小説『ガン病棟』が国内で発表できず,西欧で出版したため,69年作家同盟から除名。70年ノーベル文学賞を受けた。73年『収容所群島』を国外で発表すると,翌年市民権剥奪,国外追放となる。アメリカに住み続け,94年帰国。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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