総裁政府(そうさいせいふ)
Directoire 執政政府とも訳される。フランス共和暦第3年憲法(95年憲法)により成立した共和政の政治体制。1795年10年27日から99年11月9日(ブリュメール18日)まで続いた。5人の総裁と元老会,五百人会の2院制議会を中心に革命後社会のブルジョワ的安定を目標にしたが,王党派とジャコバン派の間に均衡を保ちえず,特にフリュクティドール18日のクーデタ(97年9月4日)以後,軍部の発言権を増大させた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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