スワラージ党(スワラージとう)
Swaraj Party 第1次非協力運動が失敗に終わったことに失望したC.R.ダース,モーティーラール・ネルーなどが,1923年にインド国民会議派の内部に結成した政党。ダースは22年末の会議派ガヤー大会で,植民地政府の参事会を内部から破産させ,イギリスが改革をせざるをえなくするために,立法参事会選挙に参加するべきだと主張した。これはガンディーの非協力の方針を否定するもので,大会の支持は得られなかったが,ダースらはスワラージ党の結成を強行し,選挙に参加した。29年,会議派に復帰した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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